出島メッセでデジタル技術展覧会 最先端のドローンなど展示

海底資源の探査などに活用される「海のドローン」など、最先端のドローンやデジタル技術を紹介する展覧会が7日から長崎市で始まりました。

この展覧会は、全国から集めたドローンなどのデジタル技術を知ってもらおうと長崎県などが主催したもので、7日から長崎市の出島メッセ長崎で始まりました。

会場には、デジタル技術の開発を担う民間企業や大学、それに行政機関などが80あまりのブースを設けていて、最先端のドローンやネット上の仮想空間「メタバース」などが紹介されています。

このうち、海底資源の探査などに活用される長さ6メートルの「海のドローン」は、内閣府のプロジェクトの一環で開発され、世界で初めて、海底およそ5600メートルの深さでの探査に成功しています。

今回、日本で初めて一般公開されています。

また、会場には、NHKで放送された連続テレビ小説「舞いあがれ!」にも登場した「空飛ぶクルマ」が展示されていて、開発した企業によりますと、日本では、2025年以降の実用化を目指しているということです。

このほか、会場には、ドローンを使ったサッカーを体験できるブースもあり、デジタル技術を身近に感じられるようになっています。

展覧会は、8日も出島メッセ長崎で開かれます。