長崎 平和祈念式典 岸田首相のビデオメッセージで調整

9日の長崎市の平和祈念式典について、政府は、台風接近の影響で規模を大幅に縮小して行われることになったのを受けて、岸田総理大臣の出席を見送ると発表しました。
かわりに岸田総理大臣のビデオメッセージを寄せる方向で調整を進めています。

長崎市は、9日の平和祈念式典について、台風6号の接近に伴い、安全確保を優先するためとして、会場を平和公園から市内の屋内施設に変更した上で、来賓の参列も見送るなど、規模を大幅に縮小する方針を決めました。

松野官房長官は、7日の記者会見で「岸田総理はあさって長崎入りし、式典に参列する予定にしていたが、ことしの式典は、原則、主催者の長崎市のみで開催し、来賓は招待しないことにしたとのことで、総理の参列はかなわないものとなった」と発表しました。

政府は、かわりに式典当日、岸田総理大臣のビデオメッセージを寄せる方向で調整を進めています。