早場米産地の五島市で一足早い稲刈りが始まる

早場米の産地の五島市で一足早い稲刈りが始まりました。

五島市では台風や干ばつなどの被害を避けようと、市内の水田のおよそ半分で通常よりも収穫が早い早場米が栽培されています。

このうち、五島市玉之浦町にある白石弥太郎さんの田んぼでは、30日から稲刈りが始まりました。

3月下旬に植えられた苗は天候に恵まれて順調に育っていて、強い日差しが照りつけるなか、白石さんは黄金色に実った「ミルキークイーン」という品種の稲を次々と刈り取っていきました。

白石さんは「肥料の値段も上がって農家にとっては大変ですが、ことしは天気に恵まれて例年と変わらず良いお米ができました」と話していました。

五島市の早場米の収穫は、これから本格化し来月いっぱいまで行われるということです。