ニセ電話詐欺 時津町の50代女性 約80万円の被害

今月8日、時津町の50代の女性が、有料サイトの登録料金が滞納されているといううその話を信じ込み、電子マネーと現金であわせておよそ80万円分をだまし取られました。
警察はニセ電話詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、今月8日、時津町に住む団体職員の50代の女性の携帯電話に、「NTTファイナンス総合料金センター」の「フジワラ」を名乗る男から、「あなたは1年前に有料サイトに登録していて、1年間の料金滞納が29万9600円あります」という電話がかかってきたということです。

そのうえで「料金をいったん支払えばあとから返金されるから安心してください」といううその話を信じ込み、コンビニで購入した30万円分の電子マネーをだまし取られたということです。

さらに同じ日、女性のもとに「個人情報保護委員会」の「アベ」を名乗る別な男から電話がかかり、「ほかに2つの有料サイトに登録があり、滞納額は49万9300円です。携帯電話がハッキングされ、有料サイトに登録されたかもしれない。いったん料金を支払えば救済措置がある」などと信用させ、女性は指定の銀行口座に現金およそ50万円を振り込み、だまし取られたということです。

この女性は翌日になっておかしいと気づき、警察に被害届けを出したということで、警察はニセ電話詐欺事件として捜査しています。