子どもたちにきれいな海を 五島で「ブルーサンタ」が海岸清掃

長崎県五島市の奈留島で、青い衣装を着たボランティアが「ブルーサンタ」として海岸に流れ着いたプラスチックごみなどを回収する清掃活動が行われました。

この清掃活動は、子どもたちにきれいな海をプレゼントしようと、青い衣装を着たボランティアが「ブルーサンタ」としてごみを拾うもので、長崎県五島市奈留島の宮の浜海水浴場には地元の人たちなど15人が集まりました。

参加した人たちは、海岸に打ち上げられたペットボトルや空き缶、それに漁に使う網などを拾っていました。

およそ1時間半の清掃活動で集まったごみの量は、90リットル入りの袋でおよそ20袋分になったということです。

福岡県から参加した30代の女性は「奈留島のことが大好きで参加しました。きれいな海を見られて気持ちがいいです」と話していました。

活動を企画した島の活性化に取り組む団体「HATA−AGE」の山下大輔代表は「宝物の海を帰省客や観光客の方が気持ちよく利用できるようにと清掃を行いました。今後は、海岸清掃のほかにも海のごみについて島外の人たちも一緒に活動できるイベントを開催していきたいです」と話していました。