直木賞 諫早出身の垣根涼介さんの本 地元書店で売れ行き好調

諫早市出身の垣根涼介さんの作品が直木賞に選ばれたことを受け、地元の書店では早くも垣根さんの本が売れ始めています。

諫早市にある書店では、垣根さんの作品「極楽征夷大将軍」が直木賞の候補に選ばれた先月、およそ30冊を入荷しました。

19日までのおよそ1か月間に20冊ほどが売れましたが、受賞決定から一夜明けた20日は、さらに数冊が売れたということです。

このため、在庫は8冊となっていて、本があるどうかを問い合わせる電話が複数、寄せられているということです。

書店では、メーカー直送で新たに30冊程度を数日以内に仕入れることにしています。

「ブックマート諫早」の藤山正男店長は「地元出身者が受賞すると地元のいい話題になるし、低迷している本屋業界としては店頭に足を運んでもらうきっかけになるので、非常にうれしいです。本を手に取り、読書を楽しんでほしいです」と話していました。