観光客誘致へ タイの旅行会社招き「海きらら」など視察

タイからの観光客を誘致しようと、タイの旅行会社の担当者を招いた視察ツアーが佐世保市で開かれています。

佐世保観光コンベンション協会は、東アジアの国と地域を重点国、タイを準重点国と位置づけて観光客の誘致を進めています。

今回は、去年、福岡と首都バンコクを結ぶ直行便が増便されアクセスが容易になることから、タイの旅行会社の担当者を招いた視察ツアーを企画しました。

ツアーには大手旅行会社の4人が参加し、初日の12日は、昼食にかきを楽しんだあと、遊覧船で九十九島を回りました。

続いて水族館「海きらら」を訪れ、アコヤガイから真珠を取り出す作業を体験しました。

また、バンドウイルカのショーも見学し、2頭のイルカがクチバシを使ってキャッチボールに成功すると、歓声を上げてショーの様子をスマホで撮影していました。

タイの旅行会社の女性は「タイの水族館とは魚の種類や展示のしかたが異なっていました。佐世保市は自然がきれいで、どの季節でも楽しめそうです」と話していました。

佐世保観光コンベンション協会の立石はるなさんは「タイからはハウステンボスを中心としたツアーが多かったが、視察ツアーではそのほかの魅力も知ってもらいたい」と話していました。

13日は、宇久島で民泊を体験するということです。