スナネコの赤ちゃんはオスとメス「バドル」と「アッシャム」に

西海市の動植物園「長崎バイオパーク」で去年10月に生まれた2匹のスナネコがオスとメスだったことがわかり、オスは「バドル」、メスは「アッシャム」と名付けられました。

スナネコはアフリカのサハラ砂漠などに生息する世界で最も小さい部類のネコ科の動物で、愛らしい見た目から「砂漠の天使」とも呼ばれています。

西海市にある動植物園「長崎バイオパーク」では、おととし2匹のスナネコを迎え入れて繁殖に取り組み、去年10月に2匹のスナネコの赤ちゃんが誕生しました。

誕生した赤ちゃんは、これまで性別など詳しいことはわかっていませんでしたが、「バイオパーク」はこのほど、オスとメス1匹ずつだったことがわかったと発表しました。

性別が判明したことから、「バイオパーク」では2匹に名前を付け、オスはアラビア語で「満月」を意味する「バドル」、メスは「太陽」を意味する「アッシャム」と名付けられました。

「バイオパーク」によりますと、2匹が離れた場所にいても一緒に輝けるようにという願いを込めて名付けたということです。

「スナネコ」は、このところペットとしても需要が高まっているということですが、「バイオパーク」では「気性が荒い肉食動物なので、家庭で飼うのは適していないということも知ってもらいたい」としています。