県議会 初の女性副知事起用の人事案を同意し閉会

長崎県議会の定例議会は、閉会し、県としては初めての女性の副知事となる内閣官房の参事官を起用する人事案が同意されました。

長崎県議会の定例議会は、4日最終日を迎え、大石知事は、今月6日に退任する平田研副知事の後任として、内閣官房国土強靭化推進室の参事官、馬場裕子氏(44)を起用する人事案を提出し、賛成多数で同意されました。

馬場氏は平成13年に国土交通省に入省し、鉄道局の駅機能高度化推進企画官などを経て、現在は内閣官房に出向しています。

馬場氏の任期は今月7日からの4年間で、長崎県では初めての女性の副知事となります。

4日の議会では、このほか、特別支援学校や公立の小中学校の送迎用バスに置き去り防止のための安全装置を備え付けるために必要な費用などを盛り込んだ、一般会計の総額であわせて5億300万円となる補正予算案が可決されるなどして閉会しました。