「国境マラソンIN対馬」 4年ぶりに日韓のランナー健脚競う

韓国との国境の島、対馬で25日、「国境マラソンIN対馬」が開かれ、4年ぶりに日本と韓国のランナーおよそ900人が健脚を競いました。

この大会は古くから朝鮮半島との交流が盛んだった対馬で、韓国との友好を目的に毎年行われているものです。

ことしは4年ぶりに韓国からのランナーおよそ200人も参加し、ハーフマラソンの部と10キロの部の2つに分かれておよそ900人が健脚を競いました。

ランナーたちは出発地点の上対馬町の「三宇田海水浴場」をスタートし、思い思いのペースで島内を走りました。

また、沿道には地元の人たちが応援に駆けつけ、日韓のランナーたちにエールを送っていました。

10キロ・一般男子39歳以下の部門で優勝した対馬市出身の阿比留和弘さんは「アップダウンが激しくてきつかったです。次はハーフマラソンの部で優勝したいです」と話していました。

また、10キロの一般女子39歳以下の部門で優勝した大阪市の谷舞子さんは「コースはきつかったが、景色はきれいで沿道の応援もたくさんあったので楽しく走れました。来年もぜひ走りたいです」と話していました。