幼稚園児が梅を使ったシロップ作りに挑戦 長崎

梅の収穫の時期を迎え、長崎市の幼稚園では収穫されたばかりの梅を使ったシロップ作りが行われました。

長崎市田中町の「聖母の騎士東長崎幼稚園」では毎年、梅の収穫時期にあわせて園児たちが梅のシロップ作りを行っています。

8日は、まず園児たちおよそ200人がホールに集まり、市内で梅の栽培を行う井手伸介さんから梅シロップの作り方について説明を受けました。

続いて、園児たちは各教室に分かれて梅シロップ作りに取りかかりました。

園児たちは最初につまようじで梅のヘタを取り除き、専用の道具で梅を割って瓶に入れていきました。

そして、梅の入った瓶に氷砂糖を入れて2時間ほど待つと氷砂糖が溶け始め、園児たちは瓶の周りに集まってシロップになる過程を楽しんでいました。

初めて梅シロップ作りに挑戦した年少の女の子は「梅は堅かったです。疲れました」と話していました。

聖母の騎士東長崎幼稚園の永田恵主任は「あのワクワクが、きっと子どもたちの心に刻み込まれていくと思う。大きくなってからもこの体験を覚えてくれていたらよいなと思います」と話していました。