島原半島でサイクリング推進を 雲仙市で試走会

島原半島で「サイクルツーリズム」を推進しようと、試走会が開かれました。

これは、長崎県島原振興局が企画したもので、18日はあいにくの雨のなか、参加者16名が観光客向けの電動アシスト付きの自転車などで雲仙市のサイクリングルートおよそ6キロを走りました。

参加者は、湯煙があがる小浜温泉街や橘湾沿いを走行し、風景や走りやすさを確認していました。

走り終えた参加者は「海沿いの道は景色が良く、晴れならもっと気持ちいいんだろうと思った」とか「雨でぬれた白線の上はタイヤが滑りやすいとか実感できた」などと感想を話していました。

このあと意見交換会が開かれ、「サイクリスト向けに片手で食べられる名物料理が開発できないか」とか「温泉に立ち寄った際に自転車の保管場所は確保されているか」などといった意見が出されていました。

長崎県島原振興局の近藤和彦局長は「島原半島は1周すると100キロと、自然豊かでサイクリングコースに適している。サイクリストのニーズは高く、『サイクリングのまち島原半島』としてアピールしていきたい」と話していました。

同様の試走会は、今年度、島原市と南島原市でも行われる予定です。