端午の節句前の2日に子どもたちが「しょうぶ湯」体験 島原市

今月2日、島原市の保育所で子どもたちが「しょうぶ湯」を体験しました。

島原市の「わかくさ園保育所」では、今月5日の「端午の節句」を前に子どもたちの健やかな成長を願って毎年この時期、「しょうぶ湯」を用意しています。

この日は、0歳から6歳までの60名の子どもたちは保育士からしょうぶの葉を頭に巻いてもらいました。

そして直径80センチ、深さ60センチほどの湯船に、この保育所で育てた1メートルほどのしょうぶの葉が浮かべられ、小さい子どもは年上の子どもの手助けを借りながら湯につかっていました。

子どもたちは「気持ちがいい」「いい香りがする」などと話していました。

1歳半の子どもの母親は「しょうぶ湯は初めてでした。お兄ちゃんたちに入れてもらって心も体もピカピカになりました。元気に楽しく過ごしてほしいと願っています」と話していました。

保育所では育てたしょうぶを家に持ち帰ってもらって自宅でも「しょうぶ湯」を楽しんでもらうことにしています。