松浦市 元寇ゆかりのイカリなどモチーフ カプセルトイを販売

松浦市は、鎌倉時代の「元寇」で襲来し、地元の海底から引き揚げられた船の「いかり」などをモチーフにした特製のカプセルトイの販売を始めました。

これは松浦市が、地元の海底で鎌倉時代の「元寇」で襲来した船が発見され、国指定の海底遺跡になっていることを広く知ってもらおうと、先月下旬から松浦市鷹島にある松浦市立埋蔵文化財センターで始めたものです。

販売されているカプセルトイは、海底から引き揚げられた元寇船の「いかり」をモチーフにしたキーホルダーと海岸で発見された元のハンコを精巧に復元したものです。

松浦市教育委員会文化財課の山口哲広課長補佐は「海底遺跡について知ってもらうため、子どもにも身近なカプセルトイという形にしました。回すたびに違うものが出てくると思うので、楽しんでもらいたいです」と話していました。