「五島市立図書館」完成しオープニングセレモニー

老朽化に伴い、新しく建設が進められてきた五島市の図書館が完成し、オープニングセレモニーが行われました。

完成した「五島市立図書館」は、鉄筋コンクリート造りの平屋建てで、延べ床面積が2300平方メートルほどあり開放感を演出するために天井が高く設けられています。

この日、完成を記念して行われたオープニングセレモニーでは、野口市太郎市長が「図書館が末広がりに成長発展し、市民のみなさまに末長く愛されるように運営していきたい」とあいさつしました。

図書館は、あわせて10のコーナーに分けられ、一般の書籍のほか児童や若者向けのコーナー、それに郷土資料室やイベントにも利用できるエントランスホールなどが設けられています。

五島市によりますと、以前の図書館と比べ、蔵書の数を20%多くしておよそ18万冊まで増やす計画です。

セレモニーに出席した女性は「毎日でも来たいと思うような図書館で、買い物や病院に行くついでに寄ることができるすばらしい図書館だと思う」と話していました。