長崎市 下水処理場で乳児の遺体発見 別の場所で遺棄されたか

1日午前、長崎市の下水処理場で、生まれてまもない乳児とみられる遺体が見つかりました。
警察は、一般の人が立ち入ることが出来ないことから、遺体は別の場所で遺棄されたあとに、下水管を通って流れ着いた可能性があるとみて捜査しています。

1日昼前、長崎市田中町にある「東部下水処理場」で、清掃中の職員から「赤ちゃんが流れてきた」と通報がありました。

駆けつけた警察官が確認したところ、性別は不明で、体の大きさやへその緒とみられるものがあったことから、生まれてまもない乳児の遺体と見られるということです。

また、処理場を管理する長崎市によりますと、遺体は、処理場の建物の中にある下水管から流れ込む下水を処理する金網にひっかかった状態で見つかっていて、一般の人は立ち入りが出来ないということです。

このため、警察は、遺体は別の場所で遺棄されたあとに下水管を通って流れ着いた可能性があるとみて捜査しています。