小学校の給食のカレーに金属片混入 五島市教委が原因究明へ

五島市の小学校で、給食で提供されたカレーに金属片が混入しているのが見つかりました。
現時点で健康被害は確認されていませんが、市教育委員会は「混入した原因の究明を続け、再発防止に努めたい」とコメントしています。

五島市教育委員会によりますと、19日昼過ぎ市内の緑丘小学校で提供されたカレーの中に、長さおよそ2センチの糸状の金属片が混入しているのが見つかりました。

見つけたのは小学4年生の女の子で、カレーを口に含んだときに金属片に気付いて吐き出し、けがはなかったということです。

市教育委員会によりますと、カレーを調理したのは「福江学校給食センター」で、市内の小中学校13校で児童や教職員合わせておよそ2100人に給食を提供していますが、現時点では、健康被害を訴える人はいないということです。

一方、給食センターの職員がすべての調理器具や機械を確認したものの、破損は確認されず、なぜ金属片が混入したのか、原因は分かっていないということです。

市教育委員会は「児童が飲み込んでいれば大変なことになっており、起きてはならないことだ。混入した原因の究明を続け、再発防止に努めたい」とコメントしています。