雲仙市の老舗旅館 個人客向けにリニューアル 15日オープン

県内有数の温泉地、雲仙温泉で90年以上続く老舗旅館が個人客向けにリニューアルし、15日、オープンします。

雲仙市の観光名所、雲仙地獄のとなりにある創業93年の老舗旅館が、およそ3年間の全面改築工事を終え、15日、リニューアルオープンします。

ホテルによりますと、これまでは団体客中心でしたが、今回、個人客へとターゲットを変更し、ゆったりとした空間を提供することで長期滞在につなげていきたいということです。

建て替えられた旅館は雲仙の景観を楽しめるよう、全ての客室が雲仙国立公園に開かれた作りになっています。

雲仙市によりますと、年間の観光客の数は、1990年度は556万人でしたが、2021年度は159万人まで減少しているということです。

雲仙宮崎旅館の宮崎高一社長は「雲仙は市とともに町作りを進めていて、あと5年で大きく変わると思います。我々の旅館も雲仙の賑わいの一助になれるよう進んでいきたい」と話していました。

また、雲仙市観光物産課の宮本大輔参事補は「知名度のある老舗旅館のリニューアルは、全国へのアピールとなる。雲仙市では宿泊施設のリニューアルオープンが続いていて、市も連携して観光客誘致に取り組んでいきたい」と話していました。