洋上風力発電促進区域の五島市沖 発電施設を設置場所に移動

全国で初めて国から洋上風力発電の促進区域に指定された五島市沖で、完成した発電施設を移動させる作業が行われました。

建設や石油、電力など6つの企業による合同会社は、五島市沖にある国が指定した区域に8基の浮体式の洋上風力発電の施設を設置することにしていて、五島市の椛島の沿岸では先月から1基の発電施設が組み立てられてきました。

このほど施設が完成し、今月25日から26日にかけて国の指定区域、崎山沖に移動する作業が行われました。

組み立てられた施設は2隻のタグボートにえい航され、およそ10キロの海上を10時間がかりで設置場所に到着しました。

合同会社によりますと、来月までにさらに2基、来年は新たに5基を設置する計画で、すでに設置されている1基を含め8基分の出力は1万6800キロワットだということです。

合同会社では再来年1月から商業運転の開始を目指しています。

戸田建設の佐藤洋人広報部長は「日本で前例がないので、しっかり安全に工事を進めて発電が開始できるよう努めていきたい」と話していました。