「アマゾン」配送 県内のフリーランス配達員が労働組合結成

ネット通販大手「アマゾン」から配送を委託された下請け会社と契約を結ぶ長崎県内のフリーランスの配達員が労働環境の改善を求めて労働組合を結成しました。

労働組合を結成したのは、ネット通販大手「アマゾンジャパン」から配送を委託された2次の下請け会社と契約を結ぶ長崎県内のフリーランスの配達員15人で、5日支援する弁護士とともに会見を開きました。

それによりますと、配達員はみずからの裁量で仕事ができる「業務委託」として下請け会社と契約を結んでいるにも関わらずアマゾンが導入しているアプリで指定された配送ルートを通ることを求められたり、倉庫への出勤時間を指示されたりしているということです。

また、配達員1人に割り当てられている荷物の量が、この1年間で1.5倍ほどに増えていて配達員は指示通りに配送を行うと、終業まで一切、休憩がとれないということもあるとしています。

今後、組合では下請け会社や「アマゾンジャパン」に「業務委託契約」から「雇用契約」にすることや業務量に見合った報酬の支払い、そして、適切な量の荷物の割り当てなど労働環境の改善を求めていくということです。

支援する弁護士によりますと、同様の配達員らが労働組合を結成するのは全国で2例目だということです。

会見に出席した配達員の50歳の男性は「荷物の量を減らし、業務委託における指示や命令をやめてほしい」と話していました。