精霊流しに向け「切子灯ろう」づくり 島原市

島原市では、精霊流しに向けて「切子灯ろう」づくりが行われました。

「切子灯ろう」は、初盆を迎える家に亡くなった人の親類などが贈るもので、精霊船に飾りつけられ、精霊流しで使われます。

市などで作る協議会が主催する精霊流しは、おととしと去年、新型コロナの感染拡大で中止されましたが、ことしは3年ぶりの開催となり、灯ろうづくりが行われました。

この日、島原市の葬祭会社では社員が木の骨組みに和紙を貼り付けた「火袋」に、家紋や造花などの飾りを取り付けるなど灯ろうの仕上げや発送作業に追われていました。

ことしは、およそ3000個を作るということです。

葬祭会社の松本裕介代表取締役は「3年ぶりに精霊流しが開催されるが、感染者の急増で、参加を悩んでいる人もいる。それぞれができる形で故人をしのんでもらえればと思う」と話していました。