南島原市の病院 発熱外来や検査対応で一般診療に影響も

新型コロナの感染が拡大する中、長崎県南島原市の病院では、入院患者や発熱外来の問い合わせが急増しています。

南島原市の泉川病院では、新型コロナの第7波で感染者が急速に増えたため、先月中旬に専用病床を11床から27床に増やしましたが、10日の時点で、すでに18床が埋まっています。

病院によりますと、入院患者は、ほとんどが65歳以上の高齢者で、重症はいないものの、中等症が半数を占めているということです。

さらに、発熱外来の問い合わせは、これまで多くても1日20件ほどでしたが、先月下旬から100件を超える日が相次いでいるということで、10日も看護師が電話対応に追われていました。

また病院の駐車場には、PCR検査を受けるために訪れた車が並んでいて、病院のスタッフが暑さの中、防護服や医療用マスクを着用して1人1人の検査を行っていました。

病院によりますと、業務の増加に加えて、病院のスタッフの1割近くが感染や濃厚接触で出勤できない状況になっていて、一般の入院患者の一部に早期の退院を促すなど、一般診療への影響が出始めているということです。

泉川病院の泉川卓也院長は「若い人はコロナを気にしなくなっている風潮があるが、高齢者が多いこの地域では全く気が抜けない。お盆の時期を迎えるが、自分が感染しているかも知れないという意識を持つだけでも違うので、しっかり対策して欲しい」と話していました。