NPT再検討会議 長崎市の田上市長が米大統領特別代表に要請

NPT=核拡散防止条約の再検討会議にあわせて現地を訪れている長崎市の田上市長がアメリカの大統領特別代表と面会し、最終文書の採択に向けて要請を行いました。

長崎市の田上市長と広島平和文化センターの小泉理事長は核兵器廃絶を目指す世界の自治体で構成される「平和首長会議」を代表して現地を訪れていて、4日、アメリカのシャインマン大統領特別代表と面会しました。

面会は冒頭部分のみ報道陣に公開され、その後は非公開で核兵器廃絶に関して意見交換を行いました。

この中で田上市長らは、再検討会議においてアメリカが核保有国の合意形成に向けてリーダーシップを発揮するよう要請したということです。

面会の後、田上市長は大統領特別代表の反応について「核軍縮に関する明確なことばが出てこなかった。これから1か月の会議の中でそれぞれが責任を果たしてもらえるよう市民社会の声をしっかり伝えていくことが重要だと感じた」と話しました。

一方、小泉理事長は「頑張りますとは言うが核兵器禁止条約については現実の世界情勢を踏まえると非現実的だと言うし、対話をしようとしない。しかし、最終文書の採択については難しいと言いつつもなんとかしたいという姿勢がみえた」と話していました。