原爆投下直後の写真 AIで初めてカラー化され展示 長崎市

77年前に原爆が投下された直後、立ち上るきのこ雲とともに長崎の町並みを上空から捉えた写真がAI=人工知能で初めてカラー化され長崎市で展示されています。

この取り組みは、長崎平和推進協会の写真資料調査部会が東京大学大学院の専門家に依頼して行われました。

77年前の8月9日、原爆が投下された直後にアメリカの爆撃機が上空から撮影した立ち上るきのこ雲ととともに長崎港などの町並みを捉えた白黒写真を、今回初めてAI=人工知能でカラー化しました。

この写真は現在、長崎市にある国の追悼平和祈念館で開かれている「被爆77年ナガサキ原爆写真展」で展示されています。

会場には、このほか原爆投下で被害を受けた子どもたちや街並みを捉えた写真合わせて40点が展示されています。

このうち陸軍の報道部員だった山端庸介さんが撮影した写真は、爆心地から3.6キロ離れた臨時救護所でやけどの応急処置を受ける乳児の様子を捉えています。

会場を訪れていた日本に留学中のデンマーク人男性は「すごく印象的な写真ばかりで、子どもや若い人も原爆の被害に遭っているのがわかります。原爆は世界の歴史の中でも最も暗い歴史だと思います」と話していました。

この写真展は入場無料で、来月5日まで開催されます。