マダニ媒介の感染症で女性死亡 長崎市が注意呼びかけ

長崎市の80代の女性がSFTSと呼ばれる、主にマダニが媒介する感染症に感染し、死亡したことが分かりました。
SFTSに感染して亡くなったケースはことし初めてで、長崎市は草むらなどマダニが生息する場所では、長袖・長ズボンを着てマダニにかまれないよう注意を呼びかけています。

発表によりますと長崎市に住む80代の女性は今月15日、発熱や下痢の症状を訴えて医療機関を受診し、その後、容体が悪化して今月24日に亡くなりました。

その後、保健所が調査した結果、女性は主にマダニが媒介するウイルスによる感染症、SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」に感染していたことがわかりました。

詳しい感染経路は不明ですが、女性はダニにさされた跡があったということです。

県内でことし、SFTSに感染したケースが3件報告されていますが、亡くなった事例は初めてです。

長崎市は、夏場は肌を露出する機会が増えることから、マダニにかまれる危険性が高まるとして、草むらややぶなど、マダニが生息する場所では長袖・長ズボンを着てできるだけ肌を露出せず、マダニにかまれないよう注意を呼びかけています。