4億円だまし取り詐欺の罪 元郵便局長に懲役8年の有罪判決

長崎市の元郵便局長が、顧客らから現金4億円余りをだまし取ったとして詐欺の罪に問われた裁判で長崎地方裁判所は懲役8年の有罪判決を言い渡しました。

長崎市の元郵便局長、上田純一被告(69)は平成26年から7年間にわたって実在しない高金利の特別な定期預金があるとうたい、顧客らから現金4億3200万円余りをだまし取ったとして詐欺の罪に問われています。

これまでの裁判で元郵便局長は起訴された内容を認め、検察は懲役9年を求刑していました。

26日の判決で長崎地方裁判所の潮海二郎裁判長は、「長期にわたる常習的な犯行によって極めて多額の被害が生じている。犯行の態様は巧妙で悪質なものである」と指摘しました。

そのうえで「被害額が極めて多額な点で刑事責任は重く相当長期にわたる実刑はまぬがれない」として懲役8年の有罪判決を言い渡しました。

判決を受けて弁護士は報道各社の取材に対して控訴しない方針を示しました。