諫早大水害から65年 水害の歴史伝える写真展 諫早市

今月25日は、630人が犠牲になった諫早大水害から65年です。
諫早市では、水害の歴史を伝える写真展が開かれています。

この写真展は、1957年7月25日に発生し、630人が犠牲になった諫早大水害を後世に伝えようと、毎年開かれているもので、ことしは「供養」をテーマに、当時の惨状を伝える写真などおよそ80点が展示されています。

このうち本明川の上流付近の写真は、山肌で起きた土砂崩れの跡や、小学校の校舎や校庭に大小無数の岩が押し寄せた様子をとらえています。

また、当時、本明川にかかっていた眼鏡橋に流木やがれきが引っかかっている様子や、濁流にのまれながらも生還した女性の姿をとらえた写真も展示されています。

そして、ことしは、旧諫早市内で亡くなった市民など542人の名前と年齢などが書かれた「殉難者名簿」が展示され、甚大な被害を静かに伝えています。

企画した諫早市美術・歴史館の川内知子主任専門員は「水害から65年で、経験した方が少なくなり、これから伝えていくことが難しくなる。諫早は地形的にも歴史的にも水害が多いので、この写真展で、水害を身近に考える機会にしてほしい」と話していました。

この写真展は、今月31日まで開かれています。