“長崎と中国の友好関係強化を”中国総領事が呼びかけ

日中国交正常化50年にあわせた講演会が長与町で開かれ、長崎市にある中国総領事館の張大興総領事は、長崎と中国の友好関係の強化を呼びかけました。

講演会は、1972年の日中国交正常化からことしで50年となるのにあわせて、長与町にある長崎県立大学のシーボルト校で28日に開かれ、在学生のほか、オンラインで県内の高校生も参加しました。

長崎市にある中国総領事館の張大興総領事は「長崎では町並み、建築、食べ物、風習など多くのところで中国の要素を見つけることができる。長崎には民間レベルでの日中交流を行うためのしっかりとした基盤と優れた伝統がある」と述べました。

そのうえで、「日本国内に6か所ある中国総領事館のうち、総領事館の管轄する地域がひとつの県のみとなっているのは長崎の総領事館だけだ。これは中国が長崎という地への友好の心を大切にしていることを表している」と述べ、長崎と中国の友好関係の強化を呼びかけました。

講演会に参加した、大学4年生の柿本里緒奈さん(21)は「どうすれば日本と中国がウィンウィンな関係を築いていけるのか、考え直したい」と話していました。

講演会のあと張総領事は「中国と日本は隣国で引っ越しができない関係にあり、このため私たちは仲良く付き合うことが必要だ。平和、友好の理念を青年や学生の間に広げていくべきだ」と話していました。