島原市の農園 こども園の園児がさつまいもの苗植え体験

島原市で、地元の認定こども園の子どもたちがさつまいもの苗植えを体験しました。

さつまいもの苗植え体験は、例年、この時期に行われていますが、去年とおととしは新型コロナの影響で中止となり、ことしは3年ぶりに行われました。

15日島原市の体験農園では、地元の認定こども園の園児およそ30人がさつまいもの苗植え体験に参加し、はじめに職員から「苗は必ずきちんと土に入れ込んでほしい」と説明を受けました。

そして、子どもたちは「おいしくなーれ」と言いながら、30センチほどのさつまいもの苗1本1本に丁寧に土をかぶせ、およそ200苗を植えました。

参加した女の子は「秋になったらおいも掘りをしたい」と話していました。

認定こども園の保育教諭の蒲池光雲さんは「ふだん食べているいもがどうやってできているのかを学ばせてもらいました。できるのを楽しみしていると思います」と期待していました。

体験農園の管理者の宮本政光さんは「3年ぶりに植え付けでこどもたちが喜んでくれてよかったです。これで農業への理解を深めてくれたら」と話していました。

子どもたちはことし11月ごろさつまいもの収穫も体験するということです。