石木ダム 県が話し合いに向け地元に条件を提示

川棚町で建設が進む石木ダムをめぐって、長崎県は、中村知事と建設に反対する地元住民との直接の話し合いに向けて、話し合いの期間を来月末までに設定し、話し合いの当日に限って工事を中断するといった、具体的な条件を示した文書を地元住民に宛てて送りました。

川棚町で建設が進む石木ダムをめぐって、長崎県の中村知事と建設に反対する地元住民との直接の話し合いが模索されるなか、住民側は、工事を即時中断した上で、期間中は工事を行わないといった条件を満たせば、話し合いに臨む意向を示しています。

これに対し、県は、話し合いに向けた具体的な条件を示した文書を19日付けで、地元住民13世帯に宛てて送りました。

文書では、話し合いの期間を来月末までに設定し、話し合いの当日に限って工事を中断すること、県が司会進行を行い、参加者は13世帯に限ること、報道機関への公開は冒頭のみとすること、それに新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、広さが確保できる川棚町中央公民館で開催することを条件として提示し、話し合いに応じるよう提案しています。

一方、住民側が求めていた工事の即時中断などは「困難だ」とし、具体的な日時については、「住民側が示した条件で調整したい」と回答しています。

そのうえで、話し合いの実施の可否について、来週28日までに回答するよう求めています。