浅間山の状況(19日)

噴火警戒レベルが「2」に引き上げられている浅間山の状況です。

気象庁によりますと、火山性地震は4月中旬以降増加していて、17日は49回、18日は116回、19日は午後3時までに58回となっています。
山体の膨張を示す傾斜変動はことし5月以降停滞している一方で、火山ガスの放出量は18日の観測で1日あたり400トンと、去年3月以前に比べて多い状態が続いています。
気象庁は、山頂の火口からおおむね2キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するとともに、地元自治体などの指示に従い、危険な地域には立ち入らないよう呼びかけています。