“涼しげな音色で歓迎”JR上諏訪駅で恒例の風鈴の飾り付け

JR上諏訪駅では、風鈴の涼しげな音色で訪れる人たちを迎えようと、駅員などが恒例となっている風鈴の飾りつけを行いました。

諏訪市のJR上諏訪駅では、25年前からガラス工芸品の展示や販売をしている市内の観光施設と協力して、毎年、夏に風鈴を飾って訪れる人をもてなしています。
17日は、駅員や観光施設の社員が、改札口の天井につり下げられた長さ4メートル、幅2メートルほどの竹製の格子状の枠に、およそ300個のガラスの風鈴を飾りつけました。
風鈴には、「金魚」や「あさがお」、それに「ひまわり」などが描かれているほか、ことし新たに、諏訪湖の砂で作った黒いガラスの風鈴も飾り付けられました。
駅の構内を吹き抜ける風を受けた風鈴は涼しげな音色を奏で、訪れた人たちは足を止めて見上げたり写真に撮ったりして楽しんでいました。
JR上諏訪駅の西澤敏副長は、「暑くなる夏本番を迎えるにあたって、風鈴の涼しい音色を楽しんでもらいたいです」と話していました。
JR上諏訪駅の風鈴は、来月上旬まで楽しめるということです。