10代少女に淫らな行為か 県立高校の31歳教諭を逮捕

県内の県立高校に勤める31歳の男の教諭が、去年10代の少女に複数回にわたって淫らな行為をしたとして、児童福祉法違反の疑いで警察に逮捕されました。

逮捕されたのは、県立高校の教諭で長野市に住む宗倉祐容疑者(31)です。
警察によりますと、この教諭は、去年1月下旬から4月上旬までの間、当時県内に住んでいた10代の少女と、18歳未満と知りながら県内のホテルで3回にわたって淫らな行為をしたとして、児童福祉法違反の疑いが持たれています。
警察は捜査に支障があるなどとして、容疑者の認否や少女と面識があったかどうかを明らかにしていません。
ことし3月に被害関係者から上田警察署に相談があり、関係者の話などから容疑者の犯行を特定したとしています。
県教育委員会によりますと、教諭は現在、体調不良を理由に休職しているということですが、勤務先や勤務態度、休職を始めた時期などについて、被害者のプライバシーに関わるなどとして明らかにしていません。
県教育委員会の清水筧高校教育課長は「このような事案が発生し心よりおわび申し上げる。再発防止に努めていく」とコメントしています。