北アルプス男性遺体 埼玉県の52歳男性と判明

3日、北アルプスの大遠見山で男性の遺体が見つかり、警察が身元を調べた結果、先月29日に妻と一緒に入山したまま行方不明となっていた埼玉県の52歳の男性と確認されました。
警察は引き続き妻の捜索を行っています。

3日午前11時前、北アルプスの大遠見山の標高およそ1900メートルの登山道から外れた場所で警察のヘリコプターが男性の遺体を発見しました。
警察が身元を調べたところ、死亡したのは埼玉県越谷市の会社員福地紀彦さん(52)と確認されました。
警察によりますと、福地さんは妻の呉建秀さん(52)と一緒に、先月29日から北アルプスに入山し、五竜岳の山頂付近の山小屋に宿泊したことが分かっています。
その後、下山予定日を過ぎても帰宅せず、白馬村の登山口には2人のものとみられる車が残されていたことから、警察は遭難したものとみて、2日から捜索していました。
警察は引き続き行方が分からなくなっている妻の捜索を行っています。