県内 新型コロナや手足口病の感染者ともに増加 前週比

県内では、新型コロナや主に幼い子どもが感染し、手足や口などに発疹ができる「手足口病」の患者数が増加しています。

県によりますと、6月30日までの1週間に、指定した医療機関から報告があった新型コロナの患者数は、1か所あたり4.32人で、前の週から0.32人増えました。
保健所別にみると、木曽保健所が11.5人、北信保健所が6.8人、飯田保健所が5.71人などとなっています。
県は外出後の手洗いや、室内の換気、それにマスクの適切な着用など、基本的な感染対策を行うよう呼びかけています。
一方、主に幼い子どもが感染し手足や口に発疹ができる「手足口病」の1か所当たりの患者数も、前の週から1.39人増加して2.96人となりました。
「手足口病」は例年、夏場に患者数が増加する傾向にあり、県は石けんで手を洗うことやタオルの共有を避けるなどの感染対策を呼びかけています。