北アルプス焼岳の状況(16日)

長野と岐阜の県境にある北アルプスの焼岳では、山頂付近を震源とする火山性地震の多い状態が続いています。
気象庁は今後さらに地震が増加した場合、噴火警戒レベルを火口周辺への立ち入りを規制する「2」に引き上げる可能性があるとして、今後の情報に注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、焼岳の火山性地震は、今月6日から15日までの10日間で79回となっていて、今月13日は17回、14日は8回、15日は11回、16日は午後3時までに3回観測されました。
衛星を使った観測では、山頂付近の緩やかな膨張を示すと考えられる変化が続いています。
このため噴火警戒レベルについては、活火山であることに留意を求める「1」を継続しているものの、火山性地震が今後さらに増加した場合、火口周辺への立ち入りを規制する「2」に引き上げる可能性があるとしています。
気象庁は、山頂付近を含む想定火口域では、突発的に火山ガスなどが噴出するおそれがあるとして、登山する際は火山活動の異変に注意するほか、ヘルメットの着用など安全対策を行い、噴気孔の近くにはとどまらないよう呼びかけています。