長野市内の寮で125人が食中毒 原因は熱に強いウエルシュ菌

長野市内の寮で調理・提供された食事を食べた125人が下痢や腹痛の症状を訴え、保健所は食中毒と断定しました。
原因は、熱に強いウエルシュ菌で、保健所は加熱調理したものでも、なるべく早く食べるように呼びかけています。

長野市保健所によりますと、今月8日、長野市内の寮から「今月6日から100人以上が胃腸炎の症状を訴えている」と連絡がありました。
保健所が調べたところ125人が下痢や腹痛の症状を訴えましたが、全員回復しています。
共通して、この寮で調理・提供された食事を食べていて、20人からは食中毒の原因となるウエルシュ菌が検出されました。
保健所は食中毒と断定し、調理を担当していた会社を14日から2日間の営業停止処分としました。
保健所によりますとウエルシュ菌による食中毒はカレーなど大量に加熱調理され、長時間室温で放置されていたものが原因になることが多いということです。
主な症状は腹痛や下痢で症状は軽く1日から2日程度で回復するということです。
ただ、ウエルシュ菌は熱に強いため、保健所は前の日に調理することは避け、加熱調理したものであっても、なるべく早く食べること、加熱調理した食品を室温で放置することはやめ、保管する時は、小分けにして急速に冷却し、冷蔵保存することなどを呼びかけています。
また、「酸素を嫌う」性質があることから、食べる前には、鍋の中をよくかき混ぜながら沸騰するまで再加熱することも重要だということです。