入笠山でドイツスズラン約20万本が見頃 富士見町・伊那

富士見町と伊那市にまたがる入笠山で、小さな白い花を咲かせるスズランが見ごろを迎え、訪れた人たちを楽しませています。

入笠山にはスズランの群生地があり、標高1780メートル付近の「入笠すずらん山野草公園」では、先月下旬から咲き始めたおよそ20万本のドイツスズランの花が満開になっています。
訪れた人たちは八ヶ岳や富士山が広がる雄大な景色を背景に、甘い香りが漂う園内を散策したり、花を写真に収めたりして楽しんでいました。
群馬県から訪れた女性は「ドイツスズランは香りが強くて素晴らしいです。富士山も見えて最高です」と話していました。
また、山野草公園から600メートルほど離れた入笠湿原に群生するおよそ100万本のニホンスズランも五分咲きとなっています。
一帯を管理する富士見パノラマリゾートによりますとドイツスズランは来週半ばまで、ニホンスズランは今月下旬まで、楽しめそうだということです。