浅間山の状況(5/31)

噴火警戒レベルが「2」に引き上げられている浅間山の状況です。

気象庁によりますと、去年、11月頃から停滞していた山体の膨張を示す傾斜変動は、ことし3月中旬から再び確認されています。
火山性地震は先月中旬以降増加していて、29日は31回、30日は49回、31日は午後3時までに25回となっています。
また、火山ガスの放出量は去年3月以前に比べて多い状態が続いています。
気象庁は、山頂の火口からおおむね2キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するとともに、地元自治体などの指示に従い、危険な地域には立ち入らないよう呼びかけています。