子どもたちと一緒に消防団員が小学校のプール掃除 高森町

高森町の小学校では、来月のプール開きを前に子どもたちや地元の消防団がプール掃除を行いました。

高森町の高森北小学校では、水泳の授業が始まる前のこの時期に、毎年、子どもたちがプール掃除に取り組んでいます。
子どもたちは、デッキブラシを使って、プールにたまった落ち葉や汚れを落としたり、スポンジやたわしで壁に付いた水あかなどを磨いたりしていました。
29日は、日頃の訓練で学校の校庭を使用している感謝の気持ちを伝えようと地元の消防団員25人も掃除を手伝いました。
作業では、汚れを落としたあとに消火用のホースを使って放水しながら、きれいに洗い流していました。
合間には、子どもたちが消防団の人たちにホースを上に向けてもらい、放物線を描く水の下をくぐって遊ぶなど、楽しみながら取り組んでいました。
参加した6年生の女の子は、「みんなにきれいなプールを使ってもらいたいと思いながら掃除しました。一生懸命に取り組んでいる消防団の人たちがとてもかっこよかったです」と話していました。
高森町消防団の藤田剛史団長は、「子どもたちには、こうした交流を通じて消防団の活動に関心を持ってもらいたい」と話していました。
高森北小学校では来月14日からプールの授業が始まるということです。