「長野県警察 大学生ボランティア」 県内の80人余に委嘱

県内の大学生80人あまりが、非行に走った少年少女の学習支援などに取り組む「長野県警察 大学生ボランティア」に委嘱されました。

「長野県警察 大学生ボランティア」に委嘱されたのは、県内の5つの大学や1つの短大に通う、合わせて83人の学生です。
先週金曜日、長野県庁で委嘱式が開かれ、出席した14人の学生に委嘱状とボランティア証が手渡されました。
そして、県警察本部の上條豊生活安全部長が「若く元気で柔軟な発想をもった方たちに参加していただき、長野県の安心安全に向けて尽力してもらいたい」と呼びかけました。
これに対し、諏訪東京理科大学の大谷陵真さんは「長野県のためになるように熱心に活動していきたい」と抱負を語りました。
警察によりますと、大学生ボランティアの活動は多岐に渡り、ことし1月には、痴漢の被害にあった人が周囲に助けを求めるためスマートフォンなどの画面に表示する「ヘルプカード」を学生たちが考案し、長野県警のホームページで公開しているということです。
今回委嘱された学生は来年3月までが任期となっていて、非行に走った少年少女の学習支援や、自転車のヘルメット着用を呼びかける活動などに取り組むことになっています。