北陸新幹線で福井 敦賀の中学生が飯山へ 駅で地元の魅力PR

北陸新幹線が福井県の敦賀駅まで延伸開業したことから、修学旅行で長野県を訪れている敦賀市の中学生が、新幹線の飯山駅で地元の魅力をPRしました。

16日、北陸新幹線の飯山駅でPR活動を行ったのは、修学旅行で飯山市を訪れている敦賀市の松陵中学校の3年生142人です。
生徒たちが、北陸地方のご当地アイドルの楽曲に合わせてダンスを披露すると、集まった人たちからは大きな拍手がおくられていました。
また、生徒たちは、特産の東浦みかんの魅力を伝える手作りのポスターなどを飯山市に贈呈しました。
北陸新幹線の延伸開業を受けて、飯山市と敦賀市は、先月、観光交流都市協定を結んでいて、それぞれの市は、乗り換えなしで行き来できるようになったことをアピールしながら、交流人口の拡大に向けて連携していくということです。
松陵中学校の生徒会長の島津珠瑠亜さんは「新幹線を利用して人の行き来が盛んになることで、お互いの魅力を深め合うような関係になればうれしいです」と話していました。
生徒たちは、17日の午後、長野市の善光寺の境内でもダンスなどを披露して地元をPRする予定です。