福島県山間部の住宅に強盗 松本の同様事件などとの関連捜査へ

14日未明、福島県南会津町の住宅に複数の男が押し入り、住人の女性の両手首を縛ったうえで現金1万数千円を奪って逃げました。
山間部の住宅に複数の男が押し入って金品などを奪う事件は先月下旬以降、松本市や北関東でも相次いでいて、警察は関連がないか調べることにしています。

14日午前1時すぎ、福島県南会津町の住宅に複数の男が押し入り、1人暮らしの60代の女性の両手首を縛ったうえで「金を出せ」などと脅し、現金1万数千円を奪って逃げました。
女性は手首に軽いすり傷を負ったということです。
警察によりますと、女性の話から男らは少なくとも2人いたとみられ、「カネ、カネ」とか「カネを出せ」などと片言の日本語を話していたということです。
山間部の住宅に複数の男が押し入り現金などを奪う事件は、今月6日の未明に松本市でも起きました。
この事件では、2人組の男が住人の男性を刃物のようなもので脅し、粘着テープなどを使って体を縛ったうえで、現金十数万円などを奪って逃げました。
被害者の男性は全治1週間程度のケガと診断され、警察は容疑を強盗傷害に切り替えて調べを進めていますが、押し入った2人は外国語で会話をしていたとみられることが捜査関係者への取材で分かっています。
山あいにある住宅を狙った2人組の男による同じような手口の事件は、先月30日に栃木県日光市で、今月8日には群馬県安中市でも起きていて、警察は関連がないか調べることにしています。