松本 空き家など3棟全焼1人けが 近くで山林火災 鎮火せず

29日午後、松本市で空き家など3棟が全焼する火事があり、男性1人が顔にやけどをしました。
一方、この火事の現場から500メートルほど離れた山林で火事があり、今も消火活動が続けられています。

29日午後1時半ごろ、松本市中山で「竹林が燃えて近くの家に燃え広がりそうだ」と近くに住む人から消防に通報がありました。
消防車およそ10台が出て、火はおよそ4時間半後に消し止められましたが、空き家や車庫など3棟が全焼しました。
この火事で、近くに住む70代の男性が顔にやけどをして病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
警察によりますと、70代の男性は枝などを燃やしていたということで、この火が空き家などに燃え広がったとみて詳しい原因を調べています。
一方、29日午後2時半すぎ、この火事の現場から北に500メートルほど離れた山林で火が出ているのを警察などが見つけました。
消防隊員など90人体制で消火活動が続けられていますが、30日正午時点で鎮火していません。
警察は、山林火災と空き家などで起きた火事との関連性などを詳しく調べることにしています。