母親を刺しけがさせたとして30歳息子が傷害罪で起訴 上田

先月、上田市の住宅で同居する母親の首などを包丁で刺しけがをさせたとして、殺人未遂の疑いで逮捕された30歳の息子について、検察は罪名を傷害に切り替えて、26日、起訴しました。

起訴されたのは、上田市の無職田辺祐一被告(30)で、先月21日の午前9時ごろ自宅で同居する当時71歳の母親の首などを包丁で刺し、全治およそ3週間のけがを負わせたとして傷害の罪に問われています。
被告は母親を刺したあと、自分の首も刃物で切りつけたと見られ一時入院していましたが、退院後の今月5日、殺人未遂の疑いで警察に逮捕されていました。
長野地方検察庁上田支部はその後の捜査を踏まえて、26日、罪名を殺人未遂から傷害に切り替えて起訴しました。
検察は被告の認否を明らかにしていません。