農業学ぶ高校生が育てた野菜や花の苗などを販売 富士見町

富士見町の高校で、農業を学んでいる生徒たちが、自分たちで育てた野菜や花の苗を販売するイベントが開かれました。

このイベントは、富士見町の富士見高校が毎年、開いています。
学校の敷地内にある農業用ハウスでは、園芸科の3年生が育てたトマトやなすなど8種類の野菜の苗に加え、マリーゴールドなど13種類の花の苗を入れたポットおよそ6000個が販売されていました。
会場には、午前9時の販売開始前から長い列ができ、販売が始まると、訪れた人たちが目当ての苗を次々と購入し、1時間ほどで売り切れていました。
午前6時すぎから並んで苗を購入した女性は「トマトやなすなどの苗をたくさん購入しました。価格が安い上、しっかりしたいい苗なので、早起きして並びました」と話していました。
苗を販売した富士見高校の生徒は「たくさんのお客様が自分たちの販売を心待ちにしてくれていたことがうれしいです。楽しく苗を育ててもらえるとうれしいです」と話していました。