長野県内 26日 黄砂が飛来する見込み 熱中症にも注意を

26日、県内には黄砂が飛来する見込みで、気象台は見通しが悪くなった場合は交通への影響に注意するよう呼びかけています。
また、26日は長野市で最高気温が29度と予想されるなど、この時期としては厳しい暑さが予想され、熱中症に注意が必要です。

長野地方気象台によりますと、26日は北部を中心とした広い範囲で黄砂の飛来が予想され、早ければ朝から観測される可能性があるということです。
物が肉眼ではっきり見える範囲を示す「視程」は10キロ未満となり、ところによっては5キロ未満になる見込みです。
気象台は「視程」が5キロ未満になると、交通に影響が出るおそれもあるとして注意を呼びかけています。
また、屋外の洗濯物に黄砂が付着するなどの影響も懸念されています。
県内で黄砂が観測されれば今シーズン5日目となります。
一方、あすの県内は広く高気圧に覆われる見込みです。
朝の最低気温は長野市や松本市で10度前後と涼しいものの、日中の最高気温は長野市で29度、松本市で28度、飯田市で26度などと予想されています。
寒暖差が大きいうえ、この時期は体が暑さに慣れていないため、気象台は熱中症にかかるおそれもあるとして、こまめな水分補給など体調管理に注意するよう呼びかけています。