“紅麹”健康被害 県内ではさらに1人増え計9人に

小林製薬の紅麹の成分を含むサプリメントを摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、健康被害が確認された人が県内でさらに1人増えあわせて9人となりました。

小林製薬の紅麹の成分を含むサプリメントをめぐっては、摂取との関連が疑われる健康被害が、県内では、これまでに8人確認されていました。
県によりますと、今月16日に、県内に住む1人から、摂取後、体調が悪化したと保健所に連絡があり、健康被害が確認された人はあわせて9人になりました。
新たな1人について、入院はしていないということです。
この問題をめぐっては、摂取後、腎臓の病気を発症したなどの訴えが全国で相次いでいてこれまでに5人が死亡しています。
県は製品を購入した人は摂取をやめ、体調に異変があった場合は医療機関を受診するか保健所に相談するよう呼びかけています。