「松本マラソン」参加者受け付け始まる コース見直しなど実施

ことし11月10日に開催予定の「松本マラソン」は、今月20日から参加者のエントリーが始まっています。
過去2回は定員割れとなったことから、ことしは定員を大幅に減らすとともに上り坂を減らすなどコースの見直しも行っています。

松本城の城下町や北アルプスの景観を楽しめる「松本マラソン」はことしが5回目の開催となります。
過去2回はフルマラソンの参加者数が伸び悩み、おととしは1万人の定員に対し4710人、去年は9000人の定員に対し4267人にとどまりました。
実行委員会事務局によりますと、11月10日に開催予定のことしの大会では、過去2回の実績を踏まえてフルマラソンの定員を去年の3分の2の6000人に減らしたということです。
また、「タイムが出にくい」と不評だったコースを見直し、中盤の6キロに及ぶ上り坂をおよそ半分にしたほか、終盤の「信州スカイパーク」では、カーブやクランクを減らしたということです。
新しいコースは5年ぶりに日本陸上競技連盟の公認コースに認定される見通しで、参加者のタイムは公式記録として残るようになります。
エントリーは今月20日から専用のホームページで受け付けていて、事務局の大村真郷さんは「多くの方に参加してほしいという思いでコースを修正しました。松本ならではの『エイド』をランナーに行き渡るようにするのでエントリーをお待ちしています」と話していました。