「がんばろう!能登」こいのぼりで被災地にエール 上田

来月5日のこどもの日を前に、およそ100匹のこいのぼりが上田市を流れる川の上に飾られています。
ことしは「がんばろう!能登」と書かれたこいのぼりも登場し、能登半島地震の被災地にエールを送っています。

こいのぼりが飾られているのは、上田市の丸子地区を流れる依田川です。
市や地元の自治会などは、毎年この時期、家庭で使わなくなったこいのぼりを無償で譲り受け、およそ100メートル離れた川の両岸にワイヤーを渡して掲げています。
ことしも青や赤など色とりどりのおよそ100匹が川の上を気持ちよさそうに泳いでいます。
このうち4匹には「がんばろう!能登」と書かれていて、1月に発生した能登半島地震の被災地にエールを送っています。
幼い息子と見物に来た男性は「こいのぼりが川の上を泳ぐ姿がすばらしいです。この子も元気で健康に育ってほしいです」と話していました。
上田市丸子地域自治センター産業観光課の北原敦主事は「ことしは『がんばろう!能登』と書かれたこいのぼりも掲げているので、『上田からも応援していますよ』という思いが伝わればいいなと思います」と話していました。
依田川のこいのぼりは来月17日まで楽しめるということです。